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2017年12月17日

遠州横須賀の町歩き⑪―神紋「右三つ丁子巴」

「右三つ丁子巴」紋 三熊野神社の神紋は「右三つ丁子巴」。手水舎の瓦には、「右三つ丁子巴」と呼ばれる紋が浮かんでいます。

 同じ紋は、本殿前の狛犬の台座にも浮き彫りにされ、この紋が、三熊野神社の神紋であることが分かります。

 ところで、この不思議な形の「丁子巴(ちょうじともえ)」は、弓を射る時に使う鞆(とも)を図案化したと言われる「巴」とは違い、香辛料の「丁子=クローブ」を意匠化したものなんです。

「右三つ丁子巴」紋 現在では香辛料と利用されている「丁子」は、インドネシアのモルッカ諸島原産で、かつては高級な漢方薬として知られていました。その「丁子」の実が意匠化され、縁起の良い紋章として、諸氏や神社で使われるようになり、バリエーションが生まれました。

 三熊野神社の本宮は、熊野本宮大社、熊野速玉神社、熊野那智大社の三社。三社の神紋は有名な「八咫烏」と「左三つ巴」ですが、その「左三つ巴」をちょっとだけ捻ったのが「右三つ丁子巴」でしょうか?

 かつて交易の港でもあった横須賀の三熊野神社境内には、エキゾチックな「丁子」の香りが漂っていました。

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