› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 二俣で屋号紋を探す③―カネ吉、カネ甲

2017年11月13日

二俣で屋号紋を探す③―カネ吉、カネ甲

カネ吉 屋号には「┐(カネ)」が付くものもよく見かけます。「カネ吉」「カネ甲」は、「カネ=金」とかけて商売繁盛の縁起を担ぐ意味があるようです。

 右肩に「┐」が付きバランスが悪く見えますが、「カネ吉」の「吉」、「カネ甲」の「甲」は、ともに左右対称の字。ここでも縁起を担いでいるようです。

カネ甲 「┐」は大工が用いる曲尺の形。「┐」の形に曲がってはいても、いざとなれば真っ直ぐに伸びます。「┐」の屋号は曲がった商売を嫌うのと同時に、商売の健やかな伸びを願っているのでしょう。


 【関連記事】掛塚の屋号紋あれこれ①―「○」


同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
二俣で屋号紋を探す③―カネ吉、カネ甲
    コメント(0)