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2017年11月07日

掛塚の屋号紋あれこれ①―「○」

 農家だった実家の屋号は、斉藤だから「○+サ(まるさ)」、お隣の木下さんは「∧+木(やまもく)」、稲垣さんちは名前の1字を取って「┐+忠(かねちゅう)」。農家でも、農産物の取引や集落内での付き合いに不便を生じないように屋号が決められ、代々、屋号で呼び合うことが一般的でした。

 屋号の起こりは、江戸時代。身分制度により、原則としては武士以外の家が苗字を名乗ることが認められていなかったため、家ごとに苗字替わりの屋号を付け、これを人別判別の材料として使うようなりました。

○吉
○吉
○信
○信
○ト
○ト
○や
○や

 実家と同じ「○」の屋号は、「○吉」「○信」「○ト」「○や」。記号としての「○」は、分かりやすく縁起も好いので人気です。




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