2018年05月15日
引佐町渋川を歩く⑥―屋号紋
「渋川」の地名は、湧き出した渋湯(温泉)が川となって流れたことによるとのこと。山間の集落でありながら、温泉客と林業とで賑わった渋川の町並みに瓦屋根の家が多く残っているのは、そんな繁栄の時代の名残りです。
瓦屋根を見上げると、棟端には「水」の文字が入った鬼瓦の他、私の好きな屋号紋の入ったものも。「┐+半」「∧+サ」の他、「∧∧+田」の屋号紋もありました。
「∧∧」の「∧」が重なっている部分が短く名残りっているものは「入」の字を模した入山型とも呼ばれ、「∧」と同じで「ヤマ」と読みます。「∧」を使った屋号紋を使うのは、山仕事に従事した家が多かったのかも知れません。
瓦屋根を見上げると、棟端には「水」の文字が入った鬼瓦の他、私の好きな屋号紋の入ったものも。「┐+半」「∧+サ」の他、「∧∧+田」の屋号紋もありました。
「∧∧」の「∧」が重なっている部分が短く名残りっているものは「入」の字を模した入山型とも呼ばれ、「∧」と同じで「ヤマ」と読みます。「∧」を使った屋号紋を使うのは、山仕事に従事した家が多かったのかも知れません。