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2017年09月12日

山間の水田雑草②―ホシクサとヘラオモダカ

ホシクサ ホシクサ科のホシクサは、シラタマホシクサをぐんと小さくした花。「ホシクサ」とはもちろん「干し草」のことではなく、小さな花が星のように見える「星草」の意味。1つ2つではなく、群生する様子が星空のように見えるのが由来と言われています。

 こんな地味なホシクサも、全国21都府県で「絶滅危惧種」に登録されていますので、その数はかなり少なくなって来ているようです。

 オモダカよりもかなり小さな花を咲かせるヘラオモダカも育っているということは、除草剤を使わずに人手をかけた稲作が行われているということ。

ヘラオモダカ ヘラオモダカももちろんオモダカ科ですが、オモダカには雄花と雌花がありますが、ヘラオモダカは両性花。

 機械によって撹拌されたり、除草剤を撒かれたりしては増殖できませんが、山間の機械化が難しい小さな田では安心して仲間を増やすことができます。農家にとっては、あくまでも水田雑草なのですが・・・。





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Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:54│Comments(0)野の花・植物
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