2019年11月25日

掛塚の魅力を見直そう②―伊豆石

掛塚の「町あるき」 NPO日本都市計画家協会静岡支部が募集した参加者は21人。私たち「みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚」会員を含めると40人近くが2班に分かれ、掛塚の「町あるき」に出かけました。

 私たちの班は旧津倉家を出発し、「平野又十郎生家」として知られる林家へと向かいました。林家の見どころは敷地をグルリと取り囲んだ伊豆石の塀。縞模様が浮き出た美しい伊豆石は、江戸へ木材を運んだ船が、帰りに船のバラストとして伊豆から積み帰った、掛塚湊の歴史を物語る貴重な土木遺産。

掛塚の「町あるき」 掛塚には伊豆石の蔵もたくさん残されていますが、果たして、伊豆半島の人たちが、遠州の掛塚にこれほどたくさんの伊豆石が運ばれ、富の象徴として大切にされていることを知っているのでしょうか?

 そう考えれば、町を歩けば伊豆石と出会う掛塚を、もっともっと地域住民も再認識する必要があります。掛塚のどことどこに伊豆石が使われているのか、私たちはすべて知っているのでしょうか?調査する必要があります。


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