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2019年09月07日

浜北・貴布禰神社&「森岡の家」跡を訪ねる⑦―組子建具

組子建具 平野又十郎住宅の付書院は、金原明善生家だけではなく、水窪の耳塚家に残されているものとよく似ています。

組子建具 明かり障子の建具は、組子で仕上げられていますが、縦桟も横桟も面取りがされていますので、それぞれが接する面は極めて精巧な処理が求められます。

組子建具 そして、ここが掛塚の建具職人の腕の見せ所。寸分違わずに切り出した細い板を、まるで謎解きのように組み合わせ、しかも、障子としての歪みもなく仕上げた障子の建具。平野又十郎住宅を訪れてこの付書院を見た客人たちは、さぞや驚きの声を挙げたことだろうと想像させられました。

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