› 自然と歴史の中を歩く! › 秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド) › 野の花・植物 › 歩け!登れ!彼岸明けの秋葉山⑤―スミレ、すみれ、菫

2021年03月28日

歩け!登れ!彼岸明けの秋葉山⑤―スミレ、すみれ、菫

スミレ 秋葉山があるのは浜松市天竜区春野町。春野と言えば「すみれの里」。その由来は、宝塚歌劇団を代表する歌として知られる『すみれの花咲く頃』を訳詞した白井鐵造が春野町犬居の出身だったから。そして、まさに今が「♪すみれの花~咲く頃~」です。

タチツボスミレ この日、最初に目についたスミレの仲間は、いわゆる本種スミレ(右上の写真)とタチツボスミレ(左の写真)。どこででも見られるスミレです。

アリアケスミレ 我が家の近くでは見たことがないスミレはアリアケスミレ。花の色には変異があるようですが、秋葉山の麓で咲いていたアリアケスミレは側弁や唇弁に青い筋が入る白花。

 『枕草子』の書き出しは「春はあけぼの」ですが、「曙(あけぼの)」とは夜明け前の意味。そして、「有明(ありあけ)」は、月がまだ空に残っているうちに夜が明ける意味。「有明菫(アリアケスミレ)」は、まさにそんな『枕草子』の世界です。



同じカテゴリー(秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド))の記事

Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 05:12│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
歩け!登れ!彼岸明けの秋葉山⑤―スミレ、すみれ、菫
    コメント(0)