› 自然と歴史の中を歩く! › 野の花・植物 › 暖冬の野に咲く春の花②―ホトケノザ

2019年12月19日

暖冬の野に咲く春の花②―ホトケノザ

ホトケノザ 春に咲くはずの花が12月に咲いています。写真のシソ科オドリコソウ属のホトケノザもそんな花。調べてみると「花期は3~6月」と書かれていることがほとんどなのですが、花が咲くはずのない12月でも条件さえ合えば花を咲かせるようです。

 春に見る花や葉と比べると、少し弱々しい感じがしないでもありませんが、私たちが「季節外れ」と呼ぶことでも、暖冬が当たり前となってっしまった近頃では、特に珍しいことではなさそう。

 「暖冬」による自然生態系の変化や変化に対応する進化は、恐ろしい速さで進んでいます。

 ちなみに、「春の七草」の1つに数えられている「仏の座」はキク科のコオニタビラコのこと。こちらのホトケノザではありません。



同じカテゴリー(野の花・植物)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 06:10│Comments(0)野の花・植物
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
暖冬の野に咲く春の花②―ホトケノザ
    コメント(0)