2019年12月20日

氷見・高岡へ万葉の旅⑯―法堂

法堂 入母屋造の屋根の正面に軒唐破風―これが、瑞龍寺の法堂(はっとう)。現在の屋根は銅板葺きのようですが、総門の外に展示されていた鬼瓦が以前の法堂の屋根にあったものとのこと。つまり、元は瓦葺きだったのだそうです。

 瑞龍寺の名は、利長の戒名「瑞龍」からとはすでに紹介させていただきましたが、山号の「高岡山」は当然ですが、「高岡」の地名から。では、「高岡」の地名はどこからかというと、「詩経」の一節「鳳凰鳴矣于彼高岡(鳳凰鳴けり彼の高き岡に)」から採り、前田利長が築城の時に名付けた地名とのこと。

法堂 法堂正面、内陣の欄間には「高岡」という地名の由来となった鳳凰が刻まれているとは帰宅後の調査で知ったこと。中に足を踏み入れることはしませんでしたので、気づきませんでした。

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