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2019年08月18日

木曽路・奈良井宿を歩く⑩―緩勾配の屋根

緩勾配の屋根 切妻屋根の平入の家並を見上げれば、瓦葺きは少なく、ほとんどがトタン葺きや鋼板葺き。そして、気づいたのは、その屋根がすべて傾斜の緩やかな緩勾配だったこと。

 おそらく、この緩勾配の屋根は、冬の積雪を屋根に止めるための工夫。屋根に積もった雪を落としたいのなら急勾配の屋根にすればいいような気がしますが、屋根の南側の雪だけが融けて一気にズルっと滑り落ちたとしたら、どうなるでしょう?雪の重みのバランスが崩れ、家が傾く心配があります。

緩勾配の屋根 特に融けかけて湿った雪は、水の重さですので相当の重量。この10分の3の緩勾配は「雪止め瓦」と同じように、狭い宿場町の通りを落雪で塞ぐことへの対策でもあり、意図的に雪が滑らないようにしてあるのではないでしょうか?

 もちろん、屋根や家の造りにはその重さに耐えるだけの頑丈さが必要となります。

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