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2018年09月24日

諏訪大社を訪ねて⑱―諏訪大社の中にある秋葉信仰

秋葉神社のお札が石祠 諏訪郡下諏訪町武居の諏訪大社秋宮(あきみや)の片隅に佇む石祠。向かって右には津島神社、左には秋葉神社のお札がそれぞれ納められています。まさに、諏訪大社の中にある秋葉信仰。いつ頃に造立されたものでしょうか?

「秋葉山大權現」と刻まれた石燈篭 実は、次の訪問地であった春宮(はるみや)境内左手を流れる砥川の畔、浮島に立つ燈籠にも「秋葉山大權現」の文字が刻まれていました。

燈籠に刻まれた「秋葉山大權現」の文字 この石灯籠の竿部分は三角柱上の自然石が使われ、それぞれの面に「熊野三社大權現」「諏訪大明神」「秋葉山大權現」と刻まれ、神仏混淆時代の三社の関係が窺われます。

 諏訪湖から流れ出した川が、やがて北遠を経て太平洋へと注いでいるように、諏訪大社から塩の道を辿れば、火伏の秋葉山へと辿り着きます。

 遠路はるばる訪ねた諏訪の地で、大好きな秋葉山への信仰を確認でき、嬉しさが込み上げて来ました。

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