› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 旧田代家住宅の2階を拝見④―廊下角の「入」の字

2018年03月22日

旧田代家住宅の2階を拝見④―廊下角の「入」の字

廊下板 よく見る廊下の床は、長手方向に数枚の板を並べる工法。もし、廊下に曲がり角があれば、どちらか全体を突き当りまで延ばし、そこに他方向の板敷を直角に突き付けてあります。

 ところが、旧津倉家住宅で見た廊下の板敷は、1枚1枚を直角に組み合わせてありました。

天井板 この突き付けについて調べてみると、どうやら「入」の字に板を組み合わせてあるようです。「入」と言えば、客が集まりお金が入る縁起の好い字。これを「人」と呼んでも同じです。

 さらに、天井を見れば、天井板を抑えている竿も「入」「人」の字でした。

 【関連記事】旧田代家住宅の2階を拝見①―望楼の役割

 【関連記事】家康ゆかりの「田代家住宅」登場!BS朝日『百年名家』

 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる①―国登録有形文化財
 【関連記事】旧田代家住宅を訪ねる②―出桁造りと式台


同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
旧田代家住宅の2階を拝見④―廊下角の「入」の字
    コメント(0)