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2018年03月20日

旧田代家住宅の2階を拝見②―長四畳の下地窓

下地窓 これも、BS朝日の『百年名家』で紹介された話題。旧田代家住宅の2階には、茶室のような長四畳の間があり、侘び寂びの雰囲気を醸し出す下地窓が設えられていました。

 下地窓とは壁の一部に窓を開け、下地の中に格子状に組まれている竹や葭を見せた窓のことです。

 下地窓の形は四角とは限りません。円形の場合もありますが、旧田代家住宅には写真のように木瓜の形に窓が開けられ、斜めに交差する小舞(こまい)と呼ばれる細かく組んだ格子が、茶室に相応しい趣を見せていました。


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