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2017年05月31日

ドローンで医薬品搬送 天竜区で実証実験

医療での活用に向けドローンの実証実験をする関係者ら 山間地での医薬品運搬に小型無人機「ドローン」を活用するための実証実験が30日、浜松市天竜区佐久間町で始まった。浜松市と浜松医科大、ドローンの研究開発に携わるエンルートラボ(埼玉県ふじみ野市)の協定に基づく取り組みで、3者は実験を重ねて本年度中の導入を目指す。

 佐久間町では原田橋の仮設橋が大雨や佐久間ダムの放流で通行止めになった際、佐久間病院から約6.5キロ離れた浦川診療所までドローンで医薬品を運ぶことを想定している。仮設橋が通行止めとなると、通常は車で15分の距離が迂回路で2時間半かかるため、ドローンを緊急時の救急救命に役立てる考え。

 今回は一般に市販されている機体を使用した。関係者はまず運用時の発着地点となる佐久間病院の屋上を確認した後、近くの天竜川の河川敷で機体に空のバッグを付けて実験した。飛行は自動制御で許可なく飛ばせる目視の範囲とした。機体を高度50メートルまで上昇させ、飛行を知らせるサイレンを鳴らし200メートル上流まで飛ばして戻る動きを繰り返し、衛星利用測位システム(GPS)の機能などを確認した。

 エンルートラボの伊豆智幸代表(55)は「発着時は接触の危険もあるので防止する方法が必要」などと課題を挙げ、次の実験では雨天時に安定して医薬品を運べるよう開発した専用の自作機を導入する考えを示した。参加した浜松医科大付属病院救急部の斉藤岳児講師(44)は「障害があっても直線で飛ばせるので有効。医薬品の運搬以外に患者の検体などを届けるのにも役立てば」と、ドローンの可能性に期待した。(「中日新聞」より)


 ドローンの可能性はまだありそうです。



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Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 09:13│Comments(0)北遠のニュース
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