2017年04月25日
中山間地への医薬品搬送、ドローンで 浜松市、実証実験始動へ

ドローンによる医薬品搬送の実証実験は県内で初めて。市の構想は、病院などから寸断された天竜区の遠隔地などに医薬品を運ぶ計画で、管理者の許可さえ得れば、改正航空法の制限を受けにくい天竜川などを運航ルートに活用し、河川を“ドローンの高速道路”として有効利用を目指す。将来的には、災害時以外にも遠隔診療で処方された医薬品を届ける取り組みや市街地での応用も検討する。
AIを搭載したドローンについては農林水産分野や災害救助などへの応用に向けた技術開発や運用を目指す。
協定を結ぶ市と浜松医科大、ドローンの運用会社の3者が協力して、実用化に向けた課題解決に当たる。
市は2月に、国土交通省浜松河川国道事務所の許可を得て、天竜川でドローン飛行実験をした実績があり、今後の継続的な利用に向けて国交省などと協議する。実証実験は早ければ、5月下旬にも行う見通し。初回は、崩落した原田橋(天竜区)の仮設橋が通行止めになった状況を想定し、佐久間病院から対岸地域への医薬品搬送を検証する。
改正航空法は、河川をまたぐ鉄道や道路などの橋上空の飛行や、ドローンの機体が見えない状態での飛行などを制限している。市が検討する橋脚下を通す手法や有視界ではない長距離の飛行には、国の許可や承認が必要になるという。(「静岡新聞」より)
確かに原田橋下流の迂回路が通行止めになった場合には、佐久間病院と付属浦川診療所とをつなぐ運搬手段が必要。ドローンとは思いませんでした。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 18:59│Comments(0)
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