› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎

2022年10月01日

中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎

旧帝室林野局木曽支局庁舎 木曽義仲の墓からの帰り道、レトロな雰囲気の白い壁の洋風建築があるにに気づきました。「旧帝室林野局木曽支局庁舎(御料棺)」の看板が建てられ、「入館料は無料」とも書かれていたのですが、この日(9月12日)は月曜日で休館日でした。

 江戸時代には尾張藩が管理していた木曽谷の森林は、明治22年(1889)に宮内省に御料局(後の帝室林野局)が設置されると、「御料林(皇室所有の森林)」とされ、明治36年(1903)に帝室林野局木曽支局の庁舎が建設されましたが、その後、火災によって焼失。現在の建物は、昭和2年(1927)に旧館を模して再建されたのが、現在も残る庁舎。

 その後も、長野営林局、中部森林管理局などが管理して利用されて来ましたが、平成22年(2010)に木曽町が有償取得して保存・復元工事を実施し、平成26年(2014)から一般公開を開始したとのこと。

 旧帝室林野局木曽支局庁舎は、現在は木曽町の有形文化財。残念ながら、離れた場所から写真を撮ることしかできませんでした。

 【関連記事】中山道・木曽福島宿を歩く②―行人橋


同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎
    コメント(0)