2022年10月01日
中山道・木曽福島宿を歩く⑱―旧帝室林野局木曽支局庁舎
江戸時代には尾張藩が管理していた木曽谷の森林は、明治22年(1889)に宮内省に御料局(後の帝室林野局)が設置されると、「御料林(皇室所有の森林)」とされ、明治36年(1903)に帝室林野局木曽支局の庁舎が建設されましたが、その後、火災によって焼失。現在の建物は、昭和2年(1927)に旧館を模して再建されたのが、現在も残る庁舎。
その後も、長野営林局、中部森林管理局などが管理して利用されて来ましたが、平成22年(2010)に木曽町が有償取得して保存・復元工事を実施し、平成26年(2014)から一般公開を開始したとのこと。
旧帝室林野局木曽支局庁舎は、現在は木曽町の有形文化財。残念ながら、離れた場所から写真を撮ることしかできませんでした。