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2019年12月27日

「119」回目の秋葉山⑪―ツメレンゲの花

ツメレンゲの花 秋葉神社下社近くでは、ツメレンゲが花を咲かせていました。

 ツメレンゲは環境省カテゴリ「準絶滅危惧(NT)」の希少な植物。佐久間や水窪でなくても、その気にさえなれば、北遠の石垣の間で白い花穂を伸ばしたツメレンゲの花はすぐに見つかります。

 発芽から開花まで3年ほどの月日がかかり、開花した株は結実後には枯死するとのこと。え~、じゃあ、絶滅しちゃうじゃん。大丈夫です。株の成長途上にその周囲に幾つもの子株を形成しますので、来年は別の株が花を咲かせます。

ツメレンゲの花 花は下方から順に咲き上がり、よく見ると5弁の花びらからピンク色の可愛らしい葯が覗いています。種子は微小で軽く、風によって散布されるそうですので、もっと、もっと増えてくれると嬉しいですね。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:36│Comments(0)秋葉山・AKG(秋葉観光ガイド)野の花・植物
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