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2018年06月07日

第2回「掛塚まちめぐり」下見ウォーク⑨―龍泉寺境内にある山岡鉄舟書の石碑

龍泉寺 臨済宗方広寺派の龍泉寺(りょうせんじ)があるのは白羽。旧廻船問屋の津倉家のほか、ダーウィンの『種の起源』を翻訳した動物学者丘浅次郎が生まれ育った丘家の墓所でもあります。

龍泉寺の境内にある石碑 そんな龍泉寺の境内にある石碑に刻まれた「瑞翁禅師之碑」の字を書いたのは「正四位子爵山岡鐵太郎」。山岡鉄舟です。

「瑞翁禅師之碑」の篆額 山岡鉄舟は、明治維新後、掛塚に隠れ棲んでいたとの言い伝えもあり、掛塚には鉄舟の書がたくさん残されています。

 山岡鉄舟が正四位に叙されたのは明治15年(1882)47歳の時、その後、同20年(1887)5月に子爵を授けられ、翌年(1888)6月、53歳で従三位になっています。翌月の7月19日には座禅したまま大往生を遂げていますので、「瑞翁禅師之碑」の篆額の字が書かれたのは、没年かその前年だったことになります。

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