2018年06月04日
第2回「掛塚まちめぐり」下見ウォーク⑥―林家住宅と「林の池」跡
大きな天竜石を積み上げた基礎の上に建てられた漆喰の蔵は、現在の静岡銀行の基礎を作ったことで知られる平野又十郎の生家、林家の住宅です。
林家住宅の周りを取り囲む石塀は、掛塚湊の船が江戸からの帰帆の途中、伊豆から積んで帰った数少ない縞模様の伊豆石製です。
また、林家の南にある「すみれ遊園地」は、「林の池」とも呼ばれています。これは、廻船問屋・林家の船を曳き入れるための水路の奥が貯木場として使われた跡地であるため、今も「林の池」と呼ばれているのだそうです。
湊町・掛塚は、派川を経由して天竜川とつながる水路が縦横に張り巡らされた運河の町。玄関先に水路が流れ、舟が横付けされた町だったのです。
林家住宅の周りを取り囲む石塀は、掛塚湊の船が江戸からの帰帆の途中、伊豆から積んで帰った数少ない縞模様の伊豆石製です。
また、林家の南にある「すみれ遊園地」は、「林の池」とも呼ばれています。これは、廻船問屋・林家の船を曳き入れるための水路の奥が貯木場として使われた跡地であるため、今も「林の池」と呼ばれているのだそうです。
湊町・掛塚は、派川を経由して天竜川とつながる水路が縦横に張り巡らされた運河の町。玄関先に水路が流れ、舟が横付けされた町だったのです。