2018年05月19日
第1回「掛塚まちめぐり」下見ウォーク⑨―鬣(たてがみ)のある狛犬
八雲神社拝殿前で守護役を務めているのは、左右1対の狛犬。よく見る狛犬は右に口を開いた阿形、左は口を閉じた吽形を配置するのですが、八雲神社の狛犬は逆。しかも、巻き毛ではなく直毛の鬣(たてがみ)を持ち、犬と言うよりライオンに近い姿です。
古代インドで仏の両脇にライオンの像を置て守護獣としたのが狛犬の起源とのこと。であるなら、八雲神社の狛犬は原型に近い形と言えます。
狛犬の建立は「昭和六年六月」ですから、天竜川改修工事による神社移転の翌年(1931)。台座にはギリシャ建築に見られるような2つの渦巻き装飾が施され、右には「神徳」、左には「如天」の文字が刻まれています。
古代インドで仏の両脇にライオンの像を置て守護獣としたのが狛犬の起源とのこと。であるなら、八雲神社の狛犬は原型に近い形と言えます。
狛犬の建立は「昭和六年六月」ですから、天竜川改修工事による神社移転の翌年(1931)。台座にはギリシャ建築に見られるような2つの渦巻き装飾が施され、右には「神徳」、左には「如天」の文字が刻まれています。