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2018年03月10日

「みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚」古民家活用を学ぶ見学会

金原明善翁生家 磐田市掛塚の旧廻船問屋・津倉家住宅の活用を進めている「みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚」3月10日の月例会は、金原明善翁生家、花咲乃庄、旧田代家住宅の見学会に出かけました。

 築200年と言われる明善翁生家は、当ブログ「金原明善翁生家を訪ねて」でも紹介した通り、植林事業に生涯を懸け「天竜林業の父」とも呼ばれる実業家。堤防の建設により川の流れを良くし「暴れ天竜」と呼ばれた天竜川の治水に尽力した数多くの展示資料を見ながら学びました。

花咲乃庄 磐田市壱貫地の「花咲乃庄」は造り酒屋を営んでいた大箸家。金原家とも親戚関係にあり、明善翁の治山事業にも協力しています。漆喰塗りの土蔵には、昔の生活雑貨など興味深い展示品がいっぱい。

「天せいろ」 昼食として、かつての銘酒「男山」にも使われた源水と石臼挽きのそば粉で打たれた手打ちそば「天せいろ」を美味しくいただきました。

 午後に訪れたのは、天竜区二俣町鹿島の旧田代家住宅。「旧田代家住宅を訪ねる」で紹介した田代家住宅は、地域住民で作られた「鹿島田代家交流振興会」が管理・運営を任されている施設ですから、私たち「みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚」としては学ぶことがいっぱい。

旧田代家住宅 かつての湊町・掛塚とは天竜川の水運を通じたつながりはもちろんですが、住民の往来により祭り屋台や民俗文化の伝承などの点でも大きな結び付きがあります。

 これらの施設運営に学び、旧津倉家住宅を地域を元気にするために活用していくのが「みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚」のやるべきこと。6月9日(土)には第1回「掛塚寄席」を開催しますので、ご期待ください!

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 17:57│Comments(0)みんなと俱楽部 ⚓ 掛塚
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