2017年04月11日
峰之沢鉱山の遺構を訪ねる④―巨大コンクリート建造物
古い写真や絵葉書に残る峰之沢鉱山の昇降運搬装置、インクラインを紹介して来ましたが、実際に足を運び、その遺構を訪ねたのは平成26年(2014)1月のこと。これが、峰之沢鉱山の鉱石や物資を運んだインクラインの遺構です。

山の斜面に残る細い脚は、美しく弧を描く桁下が印象的。写真を見ながら想像していたよりもはるかに背が高く、路盤の傾斜もかなり急です。
地元の人に聞いても、インクラインの遺構が残っていることを知る人は少なく、探索は難航しました。しかし、たまたま出会った人がかつての鉱山従業員。その記憶に残っていたインクラインの場所を探索し、確認することができたのはまさに幸運です。

山の斜面に残る細い脚は、美しく弧を描く桁下が印象的。写真を見ながら想像していたよりもはるかに背が高く、路盤の傾斜もかなり急です。
地元の人に聞いても、インクラインの遺構が残っていることを知る人は少なく、探索は難航しました。しかし、たまたま出会った人がかつての鉱山従業員。その記憶に残っていたインクラインの場所を探索し、確認することができたのはまさに幸運です。