2024年06月26日
「梅雨入り」間近の富士山麓を歩く⑬―マタタビとナシカズラ
山道を走っていると、誰でも気づく白く色を変えた葉。普段は気づくことも少ないのですが、今の季節なら気づかない人の方が少ないはず。そんなマタタビの花を撮影したのは「朝霧高原」。梅に似た白い花の隣りに2つあったのは、花でも蕾でも実でもなく、マタタビノアブラムシやマタタビミバエが造った虫こぶ。まだ完全なカボチャ型ではありませんでしたが、私はこれを食べなくても、「また旅」に出ようと思う気持ちはますます高まって来ています。
近くで咲いていたナシカズラの花も同じマタタビ科ですから、似ているのは当たり前。ただ、違いとしては雄蕊の葯が黒いこと。ただし、ナシカズラの分布域は西日本から沖縄にかけてとされていますので、これは人の手によって植えられたものかも知れません。
近くで咲いていたナシカズラの花も同じマタタビ科ですから、似ているのは当たり前。ただ、違いとしては雄蕊の葯が黒いこと。ただし、ナシカズラの分布域は西日本から沖縄にかけてとされていますので、これは人の手によって植えられたものかも知れません。