自然と歴史の中を歩く！

　赤い九里橋を渡り、急な石畳の坂を登るのは、秋葉詣最初の難所。昔の人たちもこれを試練と考え、黙々と足を運んだのでしょう。

　私だって、ここはただただ坂の上を見上げ･･･。おっと、何か白い花が咲いてる！これは、キンポウゲ科のセンニンソウ（右下の写真）。実は、前回（9月10日）登った時にも咲いていましたので、あれから1ヶ月の間、咲き続けていたことになります。

　仙人草（センニンソウ）とは、花が終わって綿毛となった果実の花柱を仙人のヒゲに見立てた名前。もうそろそろ、白髭が見られると思ったのですが、まだまだ老いてはいませんでした。

　そして、その近くで咲いていた黄色い花はヤブツルアズキ。ヤブツルアズキの花だって、1ヶ月前にも咲いていました。

　「秋の彼岸」が過ぎ、秋が深まったと思いきや、この日（10月11日）の気温はグングン上昇。空の雲もどこかに行ってしまいました。今は、秋なの？それとも、まだ夏なの？