› 自然と歴史の中を歩く! › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 龍神伝説の岩水寺を訪ねる⑮―大仏と鐘楼堂

2021年08月04日

龍神伝説の岩水寺を訪ねる⑮―大仏と鐘楼堂

大仏 岩水寺の仁王門の外側、駐車場近くにあるのが青銅製の大仏と鐘楼堂。門の外にあるので境内ではないような気がしないでもありませんが、門の外であってもここは境内。比較的新しいと見える大仏ですが、「遠州山辺の道の会」の解説看板によれば「正徳4(1711)年京都の仏師作と伝わり、遠州地方に於いて最も古い青銅製鋳造仏と思われます」とあります。

鐘楼堂 螺髪の頭だけを見ると、釈迦如来との区別がつけられないのですが、指で輪を作る禅定印は阿弥陀如来の見分けポイントです。

梵鐘 興味を感じたのは、鐘楼堂に吊られた梵鐘。「平成三年秋彼岸」の文字が浮彫りにされていましたので、決して古いものではありませんが、何と「南無赤池薬師」だけでなく「南無田村将軍神社」の文字も。これぞ、まさに神仏混淆。岩水寺ならではの梵鐘と見受けました。





同じカテゴリー(歴史・産業遺産・寺社・文化財)の記事

Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:51│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
龍神伝説の岩水寺を訪ねる⑮―大仏と鐘楼堂
    コメント(0)