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2021年07月25日

龍神伝説の岩水寺を訪ねる⑤―龍宮山

唐破風 岩水寺は高野山真言宗別格本山のお寺。そして、その山号は龍宮山。本堂軒先に設けられた大きなむくりの唐破風の屋根を見上げると、左右に1対の龍の瓦があしらわれています。

 この2匹の龍はただの龍ではなく、岩水寺近くにある椎ヶ脇神社、田村将軍神社、有玉神社などに古くから言い伝えられる赤蛇神。征夷大将軍坂上田村麻呂が、天竜川の「龍神を祀るお宮」を意味する「龍宮山」の山号を授けたとのこと。岩水寺の境内を歩くと、お寺と神社とが一体のものだったことがよく分かります。

龍の瓦
龍の瓦

手水鉢の龍 向かって左の龍は下向きで右の龍が上を向かっていますが、左の龍も顔を上に向けていますので、どちらも縁起の好い上り龍。手水鉢にも三爪の龍が睨みを利かせていました。




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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:37│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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