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2020年03月02日

秋葉山旧参道を歩く④―白尾稲荷大明神とかつての宿坊跡付近

 一旦スーパー林道に下りた旧参道を辿ると、朽ちかけた赤い鳥居が並ぶ白尾稲荷大明神が鎮座しています。このお稲荷さんが、どうしてここにあるのか?いつからあるのか?については不明です。秋葉信仰と関係があるのか?あるいは、まったく無縁の神社なのか?

白尾稲荷大明神
水が湧く沼

 再びスーパー林道へと上がると、かつて修験者の宿坊があったと言われる石積みが幾段も残っています。

石積み
石積み

 ・・・と言うことは、ここに生活する者たちに欠かせない水がどこかにあったはず。そうです。お稲荷さんの下には、現在も水が湧く沼地があります。ここが、水場だとすれば、水場を守る水神社として白尾稲荷大明神が勧進されていたと考えると辻褄が合うような気がしますが、いかがでしょうか?

四十丁目
四十丁目
第三○○○
第三○○○

折れた町石 石積みのそばには、他の町石と形や文字が違う「四十丁目」の町石が。さらに上には「第三○○○」の町石の頭が覗いていますので、「四十丁目」の位置に疑問が残ります。

 さらに上には、真ん中で折れた町石が残っていますが、残念ながら文字は読み取れません。

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