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2020年03月01日

秋葉山旧参道を歩く③―三十三、三十四町の町石と焦げた杉の根

秋葉山旧参道 三十町の鳥居跡を過ぎ、緩やかな坂道を登る辺り、気になるのは黒く焼け焦げた痕が残る杉の根の多さです。

 秋葉山では過去数度の山火事が発生しています。最近では昭和18年(1943)に大火に見舞われ、随身門を覗く神社施設のほとんどが失われたのは有名な話。周りに育つ杉の樹齢から考えて、この焦げた杉たちは、その時のものと思われます。

焦げ跡が残る杉の根
焦げ跡が残る杉の根
山火防止
火気に注意

 この時の火災は、秋葉山の西側で発生したと聞いていましたが、この焦げた根の多さを見ると、それもうなずけます。「山火防止」「火気に注意」の看板が目に付くのも、その時の教訓でしょうか?

「第三十三町」の町石
第三十三町
「第三十四町」の町石
第三十四町

 この後、参道はスーパー林道を横切り、「第三十三町」の町石が残る場所から入り、「第三十四町」の町石までが旧道。少し傾いてはいますが、しっかりと立っています。きっと、あの時の火事を見たのでしょうね。



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