› 自然と歴史の中を歩く! › ウォーキング・ぶらり旅・町歩き › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 東海道・小夜の中山峠を歩く⑧―一里塚跡

2020年02月07日

東海道・小夜の中山峠を歩く⑧―一里塚跡

小夜中山一里塚跡 さて、先ずは西に向かい、日坂宿に向かって足を進めます。すると、道の左側に見えて来たのは一里塚跡。解説看板には「佐夜鹿(小夜の中山)一里塚」とありましたが、「佐夜鹿」とは明治初年、佐野新田・小夜中山・大鹿村が合併して、それぞれに1字を取って付けられた地名ですから、江戸時代のここは「小夜中山」だったはずです。

 看板に書かれていた解説の中で興味深かったのは、江戸日本橋から小夜中山一里塚までの距離について。

小夜中山一里塚跡 慶長9年(1604)に一里塚が設置された当初、周辺の言い伝えから類推すると、当初は56里とされていたようです。それが、元禄3年(1690)の「東海道分間絵図」では52里、天保14年(1843)の「東海道宿村大概帳」では54里。

 一里塚の位置が変更されたとの記録はないようですから、あくまでもルートの変遷によるものだろう、とされていましたが、日坂まで歩こうとしている私に影響はありません。

 【関連記事】東海道・小夜の中山峠を歩く①―河津桜と冠雪の霊峰



同じカテゴリー(ウォーキング・ぶらり旅・町歩き)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
東海道・小夜の中山峠を歩く⑧―一里塚跡
    コメント(0)