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2019年04月20日

原田橋の橋げたつながる 浜松市が住民に現地報告

橋げたがつながった原田橋の工事現場で説明を聞く住民 浜松市は19日、天竜区佐久間町の天竜川に架かる国道473号・原田橋の建設工事に伴う住民向けの現地報告会を開いた。全長284メートルの鉄製の橋げたがつながり、2019年度末の供用開始に向けて新橋の完成形が見えてきた。

 橋げたは地上から高さ30メートルにあり、大型クレーン車による鋼材の組み立て作業で11日に中央部がつながった。幅9.2メートル、縦2.8メートル、奥行き9メートルの鋼材31ブロックを現場で組み合わせ、9万9千本余のボルトで固定している。防護柵の設置や排水管整備を11月末までに終えた後、最終段階の路面舗装や標識の設置に入る。

 報告会には佐久間地区自治会連合会の20人が参加し、仮設道路脇の河川敷で市職員から説明を受けた。会長の高氏秀佳さん(68)は「大雨が降るたび仮設道路が通行止めになり、通学や通院の人には不便だった。この道ができて佐久間が良くなれば」と期待した。柴山智和市土木部長は「もうしばらく不便をかけるが、1日も早い供用開始に向けて努力したい」と話した。

 原田橋は15年1月に崩落し、当時現場で落石を監視していた市職員2人が亡くなった。新橋は崩落現場から200メートル下流に再建し、総事業費57億円を見込む。(「中日新聞」より)


 新・新原田橋の開通が近づきました。気になっているのは、「原田橋」の名が初代原田橋建設に資金を提供した原田久吉翁の名に由来していることを、地元出身の住民以外にはあまり知られていないこと。翁に対する尊敬の念を絶対に忘れてはいけないとの思いから、「原田橋」の名が守られて来たのです。

 これを機会に、もう一度、原田久吉翁の功績を振り返ってみましょう!


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