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2018年12月22日

交易の歴史を学びに佐久間へ⑭―裏山に残るお茶と山葵

唐渡神社の古社 唐渡神社の裏をさらに登って行くと、そこには赤錆びた金属製の鳥居が立ち、古い社が残されていました。これは、おそらく唐渡神社の古社。かつて、ここに祀られていた神社が昭和3年(1928)に現在地へと降ろされた歴史があるのではないでしょうか?

茶の木 目に付いたのは、辺り一面の茶の木。ヒノキの人工林に囲まれ成長は決して良くはありませんが、おそらく、植林がされる前、辺りには一面の茶園が広がっていたのではないかと思います。

山葵 そして、さらに歩いていると、そこには山葵の葉が。見る限りでは水が流れる沢らしきものはありませんが、近くで井戸ポンプの改修工事が行われていましたので、表土の下には水が湧いて流れているに違いありません。

 いくら食料があったとしても、水が確保できなければ生活はできません。御室家住宅がある上野に湧く水が、山村で暮らす集落の人々の生活を支えていたのです。

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