› 自然と歴史の中を歩く! › 出かけよう!北遠へ › 歴史・産業遺産・寺社・文化財 › 佐久間は「心の故郷」⑥―佐久間のお茶

2018年12月16日

佐久間は「心の故郷」⑥―佐久間のお茶

久根のお茶 富山に帰った姉妹から、お礼のメールとともに次のようなエピソードが届きました。

 今、山香のお土産のお茶を見ていて思い出しました。

 曾祖母は、毎朝、毎晩、湯飲みを目の高さに上げてお祈りしているようにした後で、その中のものを飲んでいたので、母が「どうして、そんなことをしているの?」と聞いたところ、曾祖母は「佐久間に向ってお祈りをして白湯を飲んでいる」と言ったそうです。

 何を拝んでいたんでしょうね?タイムスリップして聞き出してみたい気持ちです。


「山香ふるさと村」で古いアルバムを広げる姉妹 どなたか、この姉妹のルーツをご存知ないでしょうか?90数年前に佐久間町佐久間に居住していて、久根鉱山で仕事をしていた塩澤姓、あるいは岡本姓の家です。何らかの理由で佐久間を離れた後も、佐久間を「心の故郷」として祈り続けていました。

 自らのルーツを探る姉妹の挑戦は続きます。

 平成23年(2011)5月29日に訪れた「山香ふるさと村」でお土産にいただいたのは、無農薬有機栽培で手摘みの新茶。せめて、「ひいおばあさん」に久根の美味しいお茶を飲ませてあげたかったですね。

 【関連記事】佐久間は「心の故郷」①―亡き祖母の足跡たどる

 【関連記事】浜松市に鉱山があったのをご存知ですか?
 【関連記事】久根鉱山について考える①―歴史の1ページ


同じカテゴリー(出かけよう!北遠へ)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
佐久間は「心の故郷」⑥―佐久間のお茶
    コメント(0)