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2017年09月16日

「青谷不動の滝」から小堀谷鍾乳洞へ⑮―滝の懸崖に見える節理

滝の懸崖に見える節理 「青谷不動の滝」の懸崖に見える節理に、滝の成因が見えたような気がします。

 水が流れ落ちる滝口から滝壺まではほぼ垂直。その背後の懸崖には、下向きの弧を描くように割れ目が見られます。おそらく、左右の岩盤が盛り上がる変動を受け、V字に褶曲した岩盤の一部が崩落し、谷を流れた水が滝となって落ちたということでしょうか?

滝壷の落石 滝壷には角が尖ったままの落石がありますので、浸食作用は現在も進行中。さらに浸食が進めば、滝口は上流に向って後退し、懸崖の角度は緩やかになって行くのかも知れません。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 05:12│Comments(0)出かけよう!北遠へ地質・地形・岩石
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