2017年09月03日
「青谷不動の滝」から小堀谷鍾乳洞へ⑥―溶食・浸食地形
せっかく小堀谷鍾乳洞に立ち寄ったのですから、雨水や地下水に溶食されて出来た特殊な地形に注目してみましょう!
石灰岩地帯の溶食は、土壌空気から地下水に溶け込んだ二酸化炭素から炭酸が発生し、炭酸と石灰岩の主成分である炭酸カルシウムとの化学反応によって進みます。そのために開いた穴に地下水の水流による浸食が加わり、やがては洞窟になるという仕組み。
洞内の壁面に開いているくぼみや穴は、こうした溶食や浸食によってできた地形です。
天井からカーテンのように下がるのは、幕状鍾乳石。地下水の流れによって削られた侵食(溶食)ノッチ。地質や地形に興味が湧いた人は、目の高さ、手の届く位置で学ぶことができる小堀谷鍾乳洞を訪ねてみてください!
石灰岩地帯の溶食は、土壌空気から地下水に溶け込んだ二酸化炭素から炭酸が発生し、炭酸と石灰岩の主成分である炭酸カルシウムとの化学反応によって進みます。そのために開いた穴に地下水の水流による浸食が加わり、やがては洞窟になるという仕組み。
洞内の壁面に開いているくぼみや穴は、こうした溶食や浸食によってできた地形です。
天井からカーテンのように下がるのは、幕状鍾乳石。地下水の流れによって削られた侵食(溶食)ノッチ。地質や地形に興味が湧いた人は、目の高さ、手の届く位置で学ぶことができる小堀谷鍾乳洞を訪ねてみてください!