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2017年08月14日

滝沢鍾乳洞・鷲沢風穴を訪ねる⑧―溶食条溝とポットホール

溶食条溝 石灰岩の表面に平行に並ぶ浅い溝のような模様が刻まれています。洞内を流れる水によって刻まれた筋のような溝は「溶食条溝」。「溶食条溝」に手を触れて確認することができるのは、狭い鷲沢風穴の洞内ならでは。

 以前、「大千瀬川の浸食地形『煮え渕ポットホール』」で紹介した浸食の痕跡も見ることができます。

ポットホール 「ポットホール(甌穴おうけつ)」とは、岩の窪みに入った石が水流によって回転し、岩の窪みを削り大きくした地形。鷲沢風穴で「ポットホール」が見られるということは、かつて洞内の水量がかなり多かった証拠。もしかしたら、地下水によるのではなく、海の波によって洗われた海食の可能性もあります。

 そんなことを考えながら、見どころいっぱいの洞内を観察して歩くことができる鷲沢風穴。あなたも、ちょっとした探検家気分を味わってみてください!




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