東海道・蒲原宿を歩く⑫―町民生活歴史館
志田家の主屋部分は、「通り土間」と呼ばれる江戸期の商家に見られる典型的な建築。東海道に面した玄関から裏口まで通じている「通り土間」が東側に造られているのは、基本通りの配置です。
室内には昔の暮らしを彷彿させる生活用品などのほか、幕末の練天神(土天神)に始まり、昭和期までの駿河天神人形、雛人形なども。
「志田家住宅主屋」は、今年(2020)6月、「日本遺産」に認定された「弥次さん喜多さん、駿州の旅」の32の構成文化財の1つとなっていますので、立ち寄る観光客が増えるはずのタイミングで起きたコロナ禍は、想定外の出来事だったのでしょう。
「Go To 藤枝市・静岡市!」。
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