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2021年08月16日

漢方医・三輪家の薬箱⑯―「鬱金」はウコン

鬱金 一段と大きな紙袋に入っているのはショウガ科「鬱金」。読みは、もちろん「ウコン」です。「鬱金」の「鬱」は「草木がこんもりと茂る」意味で、こんな複雑な字になったみたいです。

 写真はウコンの花ですが、生薬としては乾燥した根茎を使いますので、「金」は根茎の色。カレーを黄色く染めるターメリックがウコン。たくあんの黄色もウコンの色です。

ウコン 生薬としては、炎症を鎮め血便や吐血の治療薬とのことで、肝機能も向上させるのなら、二日酔いにも効くようです。

 「鬱」は読めても、書けませんね。

 *コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。

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Posted by みんなと倶楽部 ⚓ 掛塚・斉藤さん at 04:49│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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