2021年08月08日
漢方医・三輪家の薬箱⑧―「蘓葉」はシソの葉
「蘓葉」の「蘓」の字は、「艹+禾+魚」。「紫蘇」と書く場合には「禾」と「魚」が入れ替わりますが、「蘓」も「蘇」も同じ字です。
「紫蘇」の葉は和製ハーとして使われることが多いのですが、薬効は、健胃・利尿・発汗・咳止め。スーパーに並んでいるのは、ほとんどが「青紫蘇=大葉」ですが、「紫蘇」の字からも分かるように、以前は「紫蘇」と言えば「赤紫蘇」のこと。
梅干しを漬ける時には、さすがに「赤紫蘇」でしょう?植え放しでOKですから栽培も簡単で、手に入れやすい薬草です。夏には、冷やしてさっぱりと飲める紫蘇ジュースを作っている人はいませんか?
「紫蘇」の葉は和製ハーとして使われることが多いのですが、薬効は、健胃・利尿・発汗・咳止め。スーパーに並んでいるのは、ほとんどが「青紫蘇=大葉」ですが、「紫蘇」の字からも分かるように、以前は「紫蘇」と言えば「赤紫蘇」のこと。
梅干しを漬ける時には、さすがに「赤紫蘇」でしょう?植え放しでOKですから栽培も簡単で、手に入れやすい薬草です。夏には、冷やしてさっぱりと飲める紫蘇ジュースを作っている人はいませんか?
「紫蘇」の花穂も「紫蘇」の実も食用にされますが、「紫蘇」の葉を乾燥させたものが生薬の「蘓葉」。写真の「赤紫蘇」は、「縮緬紫蘇」とのハイブリッドかも知れません。
*コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:51│Comments(0)
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