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2021年08月11日

漢方医・三輪家の薬箱⑪―「大棗」はナツメ

大棗 「大棗(たいそう)」は、大きな「ナツメ」の実を干したもの。赤く熟すと甘酸っぱくリンゴのような味。体を温めるため、冷え症などに薬効があるそうです。

 抹茶の容器を「棗(なつめ)」と呼ぶのは、その形が似ているから。県西部に多い「夏目」の名字も、清和天皇の子孫で源姓を賜った氏(清和源氏)の流れを汲むとのことですが、棗の木のある地域に由来して「棗」「夏目」を名乗ったのだそうです。

ナツメ 写真が「ナツメ」の実。子どもの頃、実家の裏に植えられていた「ナツメ」の味を思い出します。あの「ナツメ」はもう少し小さかったので、この「ナツメ」が「大棗」かも知れません。

 *コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。

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Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:41│Comments(0)歴史・産業遺産・寺社・文化財
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