2021年08月17日
漢方医・三輪家の薬箱⑰―「山萬由」はヤママユ「白姜蚕」はカイコガ


三輪医家があったのは、養蚕が盛んだった佐久間町浦川の上市場。カイコガも生薬として利用されていた可能性もあります。
「白姜蚕( びゃくきょうさん)」は、カイコガの幼虫が白姜菌(ムスカルジン)に自然感染して死んだ乾燥虫体。鎮痙、鎮痛・小児痙攣・扁桃炎・頭痛・歯痛・・・。
内服するには、ちょっと抵抗がありますね。でも、食用にもされていたようですよ。
*コロナ自粛の昨今、ブログ記事の取材もままならない日々が続いています。記事は、私が書いていたNPO「天竜川・杣人の会」のブログ「出かけよう!北遠へ ふるさと散歩道」に掲載したもの。同ブログは終了しましたが、過去記事を再掲載させていただきました。
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 04:09│Comments(0)
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