2019年01月21日
平和口から仙戸まで歩く④―盃状穴や石英

北遠の有名な鉱山と言えば、久根や峰之沢とその支山であった名合、鮎釣などの地名が頭に浮かびますが、地質図を見れば周辺の山々はほぼ同じ「緑色片岩および緑色千枚岩」とされています。
平和の山道を歩くと、山全体が緑色千枚岩で形作られているようです。久根や峰之沢の含銅硫化鉄鉱鉱床は、この緑色千枚岩に含まれているのですから、この山にも鉱床があったとしても不思議ではありません。
「静岡県地名大辞典・角川書店」の「大井」の字名の中には「芋洗沢」「金ホリバ」など、鉱山ゆかりと思われる名が登場しています。
![]() | ![]() |

また、路上には真っ白な石英が転がっているのも気になりました。