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2019年01月26日

「さくま郷土遺産保存館」で学んだこと⑨―節分の「ばりばり」

ばりばり 佐久間の「節分」には、ヤイカガシが玄関に掲出されるのですが、水窪の家の玄関で、「ばりばり」と呼ばれる節分の風習を見かけました。

 火で炙った榧(カヤ)の枝とサンマの頭と御幣が玄関に掲げられています。

 話には聞いていたのですが、実際に見たのは初めて。魚はイワシでもサンマでも、匂うものなら良いらしく、「鬼おどし」はヒイラギでも良さそうですが、ここではカヤの枝を使い、「ばりばり」と火で炙るのだそうです。

 魚やカヤの枝が発する匂いや音が、立春を前に出てくる鬼を追い払い、玄関だけでなく、仏壇や神前、勝手口などにも置くらしく、ところ変われば、風習も変わるものですね。

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