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2019年01月12日

2019年、正月の久能山東照宮⑨―金の成る木

「金の成る木」 久能山東照宮の神廟脇にはクスノキの巨樹があり、「金の成る木」の看板が立てられていました。

 解説看板によれば・・・

 家康公が家臣たちに『金の成る木』について問われたところ誰も知らず、家康公は自ら筆を把られて三本の木を描き、『よろず程よ木』『志ひふかき(慈悲深き)』『志やうぢ木(正直)』と書かれ、「これを常々信用すれば必ず富貴が得られよう」と仰せられました。

清瀧寺下に建てられている「金の生る木の傳」の碑 その後、細川忠興公がこれに左右の枝を描き『あさお木(朝起)』『いさぎよ木』『志んぼうつよ木』『ゆだんな木』『ようじょうよ木(養生)』『かないむつまし木』と書き加えられ「左右の枝が繁昌するならば一段と富貴が得られるであろう。皆々この『金の成る木』を写し取って家内のものに教えるように」と命ぜられたといいます。

 ・・・とのこと。

「金の成る木」の引き札 「金の成る木」と言えば、岡崎三郎信康廟で知られる二俣の清瀧寺下に建てられている「金の生る木の傳」の碑(左上)が思い出されます。そして、以前、内山真龍資料館で展示されていた引き札にも「金能(の)なる木」(右)があったことが思い出されました。

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