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2019年01月10日

2019年、正月の久能山東照宮⑦―三賢人と瓢箪の水

久能山東照宮拝殿 久能山東照宮拝殿の蟇股の彫刻について「久能山東照宮を訪ねる⑨」では、有名な「司馬温公の甕割り」を紹介させていただきましたが、今回の紹介は「三賢人と瓢箪の水」です。

 三賢人は孔子(右)、釈迦(中)と老子(左)。瓢箪に入っている神仙境の水を飲み、孔子は「何も味がしない」と言い、釈迦は「塩辛くて苦い」と顔をしかめ、老子は「いや、酒のように甘くてうまい」と喜んだのだそうです。

「三賢人と瓢箪の水」 老子が「うまい」と言ったのを聞き、孔子と釈迦は「もう一度飲みたい」と頼んだのですが、瓢箪に入った神仙境の水は二度飲むことはできません。

 つまり、二度とない人生を生きている我々は、1日1日を大切に生きなければいけない、との教え。知る前と知った後とでは、見え方が違って来ますね。

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