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2019年01月06日

2019年、正月の久能山東照宮③―門松が立てられた一ノ門

一ノ門 久能山東照宮表参道の石段途中に設けられた一ノ門。螺旋状に続く石段の中、唯一の踊り場となっています。 新年を迎えた一ノ門には、左右に1対の門松が飾られていました。

門松 門松の竹の頭は、徳川家康ゆかりの斜め(そぎ)切り。武田信玄に敗れた徳川家康が、武(竹)を斬る(切る)に掛けて、門松の竹を斜めに切らせたのが始まりだと言われ、正月の門松の竹先を斜めに切るのが天下を取った徳川方の各藩の風習となり、この伝統が今も生きているのだそうです。

一ノ門に見える駿河湾 家康を祭神とする久能山東照宮の一ノ門の門松は、この風習を守った門松。竹の切り口は、笑顔の口の形でニッコリと新年の駿河湾を見下ろしているようでした。


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