2018年12月04日
久能山東照宮を訪ねる⑨―司馬温公の甕割り
久能山東照宮拝殿正面の蟇股の彫刻は、有名な「司馬温公の甕割り」。日光東照宮陽明門にも、同じ「司馬温公の甕割り」の彫刻があるとのこと。
司馬温公とは、中国北宋代の儒学者で、歴史家、政治家でもある司馬光。幼少の頃から、神童として知られ、高価な甕に謝って落ちてしまった仲間を助けるため、甕に石を投げつけて甕を割り、仲間を助け出したというのが「司馬温公の甕割り」の逸話。
司馬温公とは、中国北宋代の儒学者で、歴史家、政治家でもある司馬光。幼少の頃から、神童として知られ、高価な甕に謝って落ちてしまった仲間を助けるため、甕に石を投げつけて甕を割り、仲間を助け出したというのが「司馬温公の甕割り」の逸話。
彫刻は、その甕に穴が開き、仲間が水と一緒に流れ出てくる場面。生命の尊さが込められているとのことです。