2019年01月11日

2019年、正月の久能山東照宮⑧―神廟

神廟 前回、久能山東照宮を訪れたのは「家康公四百年祭」に当たる平成27年(2015)。徳川家康公が眠る東照宮裏手の神廟へは、廟所参道脇の樹木伐採のため行けませんでしたので、今回一番行きたかったのは、その神廟。神廟に行くには本殿脇の石段をさらに登って行くのですが、神廟の前にもおおぜいの参拝客が来ています。

 神廟は玉垣をめぐらした中に納められていましたが、何枚かの石の部材を組み上げているようにも見えましたが、本当は大きな石を削って造られているようです。

 解説看板によれば・・・

神廟 徳川家康公の御遺体が納められた廟です。当初この地には小さな祠が建てられていましたが、三代将軍徳川家光公によって石造りの塔に改められました。その事から江戸時代には御宝塔と呼ばれ、明治時代以降は神廟と呼ばれています。

 家康公の御遺命に従い、西向きに建てられています。


 ・・・とのこと。明治時代の神仏分離令により、五重塔が壊され、鐘楼には鐘に替えて太鼓を納めた鼓楼とされた久能山東照宮ですが、御宝塔も神廟と名を変えられていたのです。

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