2017年06月22日
天竜川の水に感謝⑫―船水車
天竜川の水の利用について調べていたら、古い絵葉書「東海道天龍川架設池田橋」に写された精米水車船と出会いました。
昔は、米を搗いて精米するのに水車を利用するのは当たり前。しかし、♪コットンコットンと回る森の水車は、小川の畔の水車小屋。水に浮かぶ精米水車船(船水車)が利用されたのは、大正時代の初め頃までとのこと。船水車は多い時には40隻以上も川面に浮かんでいたそうです。
考えてみれば、ダムによる発電では水の落差により水車を回して電気を起こすのですが、その考えの元になったのは、水の流れを動力として利用するもの。流れる水は、落差による位置エネルギーのほか、運動エネルギーや圧力エネルギーなども持っています。
これらのエネルギーを無駄なく利用すれば、まだまだ省エネを進められると思います。天竜川の水に感謝し、農業用水路の流れを利用した小水力発電を実現していただきたいと思います。
昔は、米を搗いて精米するのに水車を利用するのは当たり前。しかし、♪コットンコットンと回る森の水車は、小川の畔の水車小屋。水に浮かぶ精米水車船(船水車)が利用されたのは、大正時代の初め頃までとのこと。船水車は多い時には40隻以上も川面に浮かんでいたそうです。
考えてみれば、ダムによる発電では水の落差により水車を回して電気を起こすのですが、その考えの元になったのは、水の流れを動力として利用するもの。流れる水は、落差による位置エネルギーのほか、運動エネルギーや圧力エネルギーなども持っています。
これらのエネルギーを無駄なく利用すれば、まだまだ省エネを進められると思います。天竜川の水に感謝し、農業用水路の流れを利用した小水力発電を実現していただきたいと思います。