2022年10月06日
天竜川の水に感謝⑮―社山隧道出口
以前、「天竜川の水に感謝③」で社山隧道を紹介したことがありました。幕末や明治6年(1873)、同11年(1878)、同16年(1883)と何度もチャレンジと失敗を重ねた社山(やしろやま)隧道のトンネル工事でしたが、昭和8年(1933)に工事を再開し、同10年(1935)に竣工。終戦間近の同19年(1944)にとうとう天竜川の水が山を越え、山の東へと流れました。
これが、磐田用水の歴史。磐田市と袋井市の境に近い社山の南端に社山隧道出口があり、ここから流れ出す天竜川の水が、磐田市東部、袋井市、森町の田畑を潤しているのです。
社山隧道の出口を確認したのは、今回が初めて。国土地理院の地図で破線(----)で描かれているのが社山隧道。社山の地中を流れた磐田用水の水が、突然、ここから水路となって現れます。壁面には「道隧山社」の文字が見え、ここが社山隧道の出口。歴史を感じる風景です。
そして、寺谷用水は「世界かんがい施設遺産」の候補として、国際かんがい排水委員会(ICID)に申請中。来月(10月)3日~10日にオーストラリアで開かれる理事会で認められれば、「世界かんがい施設遺産」として登録されます。
これが、磐田用水の歴史。磐田市と袋井市の境に近い社山の南端に社山隧道出口があり、ここから流れ出す天竜川の水が、磐田市東部、袋井市、森町の田畑を潤しているのです。
社山隧道の出口を確認したのは、今回が初めて。国土地理院の地図で破線(----)で描かれているのが社山隧道。社山の地中を流れた磐田用水の水が、突然、ここから水路となって現れます。壁面には「道隧山社」の文字が見え、ここが社山隧道の出口。歴史を感じる風景です。
そして、寺谷用水は「世界かんがい施設遺産」の候補として、国際かんがい排水委員会(ICID)に申請中。来月(10月)3日~10日にオーストラリアで開かれる理事会で認められれば、「世界かんがい施設遺産」として登録されます。
*そして、10月6日に登録が決定されました!
Posted by AKG(秋葉観光ガイド)の斉藤さん at 17:46│Comments(0)
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